六本木店 | 核心
本日発売になった、松任谷さん久々のエッセイ集「職権乱用」。
二玄社さんが発刊している本なので基本はクルマの話なんですが、本文中に挟み込まれたコラムでヒジョーに興味深い一節がありました。
以下引用。
「...... 32分音符程度のディレイからまるでホールの残響のようなレベルまで微妙にコントロールできる。音色についてはC2のあたりのレンジで若干400kHz周辺が多めに感じるが、それもコンソール側のEQで調整できる程度のレベルだろう...。
さて、これはとある楽器のインプレッションである。これ見てどんな音がするか分かるだろうか?僕は全然分からないです。殆どのミュージシャンがさっぱり??だろう。
何が言いたいかって、今の自動車雑誌はこうなんだ、ということが言いたい。専門家同士の会話ならともかく、専門用語を並べ立てて説明したって、それを日常的に肌で感じいている人たち以外は蚊帳の外だろう。意味無いんだよ。それで雑誌が売れないなんて君たちは何を考えておるのかね。気取った文学調もお笑いだが、もっと気の利いた解説はないもんか、と思う毎日である。」
まさに核心。よくぞ書きましたねぇ。実体のない権威を嵩に「分かる人だけ分かりゃあいい」的な文章を書いてたのが今の結果、って事ではないのかもしれませが、そろそろいいんじゃないすかね。
当店でも「職権乱用」は好評発売中です。
2008年8月 1日 18:12 | 前のページへ戻る >