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クルマにまつわるアレコレや最近気になることなど、ゆるりと語ります。

2020.02.10

ペッカリーのドライビンググローブ

ル・ガラージュでは多くのドライビンググローブを取り揃えておりますが、その中でもペッカリー(南米にいる猪豚の一種)の皮革で作られるグローブは最上級です。

軽く柔らかくしなやか、しかも耐久性に優れたペッカリー。
この革の表面をよくみてみると3つワンセットになった毛穴がたくさんみられます。
これはペッカリーの毛が剛毛な為に残った毛穴。しかしこれこそが通気性が良い理由となっています。

ペッカリーのドライビンググローブ

丈夫が故に長くご愛用いただけ、エイジングも楽しめるときたらル・ガラージュでお買い物をしてくださる皆様が放っておく訳がありません。最近よくペッカリーはないかと聞かれるのです。

先日お客様が20年程使っているというペッカリーのグローブを握っていらしゃいました。あまりに素敵だったので声をかけてしまいました。
「もっと安かったけどな。」とおっしゃっておりましたが、確かに20年ほど前はここまでの価格ではありませんでした。
このペッカリー、年々頭数が減っているため、ワシントン条約により規制がかかり年々希少性が増しているのです。このまま頭数が減れば、獲れなくなることも考えられます。
お察しの通り価格ももっともっと上がっていくことでしょう…

ペッカリーのドライビンググローブ

入手困難な為、ペッカリーの皮革を使うブランドも減っています。ル・ガラージュでもペッカリーのラインナップがあるグローブは英国の「DENTS」のみとなりました。
しかし供給が厳しくなっているにも関わらず、さすがはDENTS、使っているペッカリーの質にもしっかりこだわっています。こだわるが故に1頭からとれる部分も少なく、1頭に付きたった1双しか作れないとのこと。
伝統あるブランドのこだわりはやはり凄まじいですね。

ペッカリーのドライビンググローブ

長く愛用できるグローブを探しているという方は、早めに手にとってお確かめいただくことをお勧めします。

スタッフW

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