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クルマにまつわるアレコレや最近気になることなど、ゆるりと語ります。

2025.10.30

11/3はクラシックカーの日 / CMC モデルカーコレクション

「クラシックカーの日」は日本で最も古いクラシックカークラブである日本クラシックカークラブ(The Classic Car Club of Japan 略称:CCCJ)が制定した記念日。

そんな日におすすめしたいのがCMCのモデルカーです。

CMC社は、ドイツでうまれた世界最高峰の精密度で定評のあるミニチュアカーメーカー。1,000点近くのパーツで構成され実車をそのまま縮小したような作り込みは、模型という枠を超えた芸術品といっても過言ではありません。

今回は現在販売している5種類をご紹介。オンラインショップにはより精密さがわかりやすいエンジンルーム等の写真も掲載しておりますので、合わせてご覧ください。


1/18 Ferrari 250 CALIFORNIA

11/3はクラシックカーの日 / CMC モデルカーコレクション


Ferrari 250 California は、1957年に北米市場向けに開発された250シリーズのなかの1台です。

セルジオ・スカリエッティがデザインし、250GTピニンファリーナのスタイリングを踏襲しました。長いノーズと引き締まったリア、流れるようなラインは芸術そのもの。また、ボンネットを開ければ、細部まで緻密に表現されたV12エンジンも現れます。

大きな注目を集めるようになったきっかけは1986年の映画『フェリスはある朝突然に』に登場したこと。高価であったため映画内で実際に使用されたのはレプリカでしたが、主人公のフェリスたちが乗り回す様子は非常にアイコニックで絵になります。

美しさと速さを両立した伝説のオープンフェラーリは、今なお、私達をを魅了し続けます。

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1/18 Ferrari 250GT Berlinetta

11/3はクラシックカーの日 / CMC モデルカーコレクション


「ベルリネッタ(Berlinetta)」とは、イタリア語で“小さなクーペ”を意味する言葉です。フェラーリにとってこの名称は、サーキットで勝てる性能を持ちながら、公道でも快適に走るためのクーペモデルを示しています。

3.0リッターV12“コロンボユニット”を搭載し、最大出力は240~260馬力を発揮。軽量なスチールまたはアルミ製ボディと、優れた前後重量配分により、当時としては驚異的な運動性能を実現していました。

耐久レースで大活躍したこともあり、サーキットで鍛えられた技術と公道を走るエレガンス、その両立こそが、このベルリネッタの真髄ともいえるでしょう。

こちらも他の種類と同様にエンジンルームから内装まで精巧に表現されています。優雅なクーペスタイルのボディに、サーキット由来の技術が惜しみなく注ぎこまれた、多角的な美しさがこのモデルの魅力です。

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1/18 Ferrari 312P spider

11/3はクラシックカーの日 / CMC モデルカーコレクション


1960年代後半、スポーツカー世界選手権は激動の時代を迎えていました。フォードGT40、ポルシェ917など、様々なマシンたちが覇権を争う中で登場したのが、このFerrari 312P spiderでした。

1969年のデビュー戦、セブリング12時間レースではポルシェ勢に果敢に挑み、ル・マン24時間やブランズハッチなどでも参戦を続けますが、惜しくも優勝には至りませんでした。

しかし、1970年には改良型の312P(1970 version)へと進化し、最終的に312PB(Berlinetta)として完成を迎えます。このことから、この312P spiderは、短命ながらも後の名機312PBへとつながる「架け橋」となった原初のマシンといえるでしょう。

デザインはピニンファリーナが担当しており、風を切り裂くような鋭い頭と、その先に盛り上がる流線型の組み合わせがなんとも美しく、同時に力強さも感じさせます。

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1/18 Ferrari 250GTO

11/3はクラシックカーの日 / CMC モデルカーコレクション


Ferrari 250 GTOは、1962年から1964年にかけて生産された、フェラーリの歴史の中でも最も伝説的なスポーツカーのひとつと言えるでしょう。

「GTO」はGran Turismo Omologato(イタリア語で「グランドツーリング公認」)の略。エンツォ・フェラーリの指揮のもと、エンジニアのジャンニ・ブイジと空力デザイナーのマウロ・フォルギエリ、そしてボディを手がけたスカリエッティが一丸となり、この伝説のクルマは開発されました。

見た目の美しさはもちろんのこと、その強さも圧倒的。当時のあらゆるGTレースで優勝し、国際GT選手権では1962年、63年、64年と3連覇を果たすなど、圧倒的な強さを誇りました。

生産されたのはわずか36台。しかしながら生産されたすべてのGTOが現存しており、オークションではFerrari史上過去最高額となる、約78億円で落札がされました。

エンツォ・フェラーリの情熱、技術者たちの叡智、そして当時のレーススピリットがひとつになった250 GTOはまさに夢のクルマ。今なお世界中の人々を魅了する、「永遠の名車」と呼ぶにふさわしい1台です。

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1/18 Ferrari 275GTB C

11/3はクラシックカーの日 / CMC モデルカーコレクション


フェラーリ 275 GTB C(Ferrari 275 GTB Competizione)は、上述した250 GTOの後継として生まれた、フェラーリ黄金期を象徴するレーシング・グランドツアラーです。

「C」は“Competizione=競技用”を意味し、その名が示す通り、275 GTB/Cはロードカーでありながら、完全にレースを戦うために設計されたマシンでした。

戦績も輝かしく、代表的なものは1965年ル・マン24時間レースでのクラス優勝。GTカテゴリーで見事に頂点を獲得し、総合でも上位に食い込むなど、250 GTOの後継にふさわしい成果を残しました。

Ferrari 275GTB Cは250 GTOの伝説を継ぎ、現代のスーパースポーツへと続く道を切り開いた存在であると言えるでしょう。

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